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美麗な独創 公式ブログ

化粧品販売業を開業した「男性美容部員」である稲葉より、化粧品の裏話や成分まで、一歩踏み込んだ知識と情報をご提供。

「金」を含む基礎化粧品について

「金」とは、皆さまご存知の通り永遠に酸化することなく、「王水」以外の酸やアルカリにも耐える貴金属のこと。

その特性と輝き、貴重さから、古代エジプト時代からクレオパトラが美容に愛用していました。

実は、最近流行した「プラセンタ」も古代エジプト時代から愛用されています。

しかし当時は科学が進歩していたわけでもなく、根拠らしい根拠のある美容法は存在しません。

 

たとえば「プラセンタ」は「胎盤」です。

人間をはじめ、哺乳類の生物が生命を育む臓器として、その神秘さから使用されていました。

このように根拠は無くとも、神秘的であるものや、その物質の持つ特徴を重んじ、宗教的な観点から、利用されていました。

 

科学の進歩した現在では、プラセンタは実際に効果的であると認められています。

 

「金」はどうでしょうか。。。

色んな見解を見ていきましょう。

 

まず美容業界で見る内容から。

 

● 抗しわ、リフトアップ効果

● 抗菌、抗炎症

● 免疫を活性化する

● コラーゲンやエラスチンの生成機能をあげてくれる

● 肌のターンオーバーを整える

● 肌のハリを保つ

● 肌荒れの予防

● ニキビや湿疹、吹き出ものの予防

● 傷ついた肌のバリアの修復を促す

● 細胞や神経に作用する

● 代謝の促進をするので、部分やせ出来る

● 殺菌作用

● 血行促進されて痛みが出た時にこれを改善する

 

まさに良い事づくめです。

また、よく聞く内容として

 

金は電子を放出して微弱電流を作り出しています。これは、生体内で発生している微弱電流とよく似ていて、加齢で低下した体内の微弱電流を呼び起こし、肌の細胞を活性化する。

 

金は肌の免疫力を活性化させ、ヒアルロン酸コラーゲン、エラスチンを生み出し、金から出るマイナスイオンが、肌のターンオーバーを活性化してくれるので、肌に変化が起こる。

 

とあります。

その反面。

 

そして、体に取り入れても無害で、そのまま体外に排出されることが分かっています!

 

と、堂々と矛盾とも取れる内容が書かれてあります。

日本酒や割烹料理などに、使われる金。

人間の体には無害であり、吸収されることもありません。

 

金が電子やマイナスイオンを永遠に放出することは、事実証明されています。

しかし、その微弱電流が本当に人間の身体に良効果をもたらすのか?

これは。科学的に証明されているわけではありません。

プラシーボ効果、すなわち

「気持ち次第」 です。

 

「黄色い財布を持つとお金が入る」

「西に黄色の置物を置くとお金が入る」

「トイレを掃除するとお金が入る」

と似ています。

 

お金持ちはトイレを掃除するからお金持ち、ではないんです。

トイレが汚れているのが許せない気持ちの持ち主だからお金持ちなのです。

 

話は逸れましたが、金が美容に効果的か?

 

結論

気持ち次第です。

 

しかし人間にとって「思い込み」「気持ち」これらの持つ力は絶大です。

医者が病人に「新作の特効薬だ」と言って「偽薬」を飲ませると、本当に治ってしまいます。

実際に実験・検証・証明されています。

またこれには歴史も手伝っており、「鼻くそ丸めて万金丹」ということわざ。

「薬というのは鼻くそを丸めたようなもので効き目はない」という意味に使われていますが、本当の意味は

「鼻くそを丸めて「万金丹」(万能薬)として飲ませれば治ってしまう」の意味なのです。

 

化粧品業界には、このような怪しいプラシーボ効果や「効果が期待できる」といった曖昧な商材がいくつも見受けられます。

捕まれないためにも、知識を蓄えることが、本当に大事ということであり、

反対に「知らなければ良かった」ということでもあります。

 

いかがでしたでしょうか?